6/12(火)所員研究会を開催いたします

当研究所では所員の研究発表や情報交換のための所員研究会を開催しております。
研究者向けの研究会ですが、一般の参加もできますので、興味のある方は是非お越しください。

日時

2018年6月12日(火)14:00~15:30

会場

アジア成長研究所 6階 会議室
(北九州市小倉北区大手町11-4 北九州市大手町ビル「ムーブ」6階)

参加料

無料

使用言語

発表、資料ともに日本語

発表者・テーマ・要旨

発表者:戴 二彪 AGI研究部長 教授

テーマ:「訪日外国人客の空港利用行動と影響要因」

概要:本稿では、訪日外国人客の空港利用行動に着目し、日本における30空港の最近3年間(2014年、2015年、2016年)の国際輸送に関するパネルデータと固定効果モデルを用いて、外国人客の空港利用行動の影響要因を分析した。主な分析結果は次のように要約できる。
(1)日本における各空港の入国・出国外国人客数は、主に需要要因としての空港所在地域の外国人訪問客数と供給要因としてのアジア行きの直行便数に大きく影響されている。
(2) 以上の結論は、中国からの訪日客の空港利用行動においても成立する。各空港の入国・出国中国人客数は、主に空港所在地域の中国人訪問客数とアジア行きの直行便数に左右されている。
(3)同じ供給要因としての空港所在県内のライバル空港の存在は、外国人利用客全体の数に対して有意な影響を与えていないが、特定の国(例えば中国)からの空港利用客数に対しては、有意なマイナスの影響を与えている。
以上の分析結果からは、いくつかの示唆が得られる。
まず、空港の外国人利用客の増加を目指すなら、空港所在地域の魅力を高めて外国人訪問客数を増やさなければならない。空港の所在県だけでなく、所在の広域地域ブロックとの連携も空港の発展にとって必要不可欠である。
また、空港の外国人利用客を増やすためには、当面、成長性の高いアジア航路の増便を優先すべきである。ただし、日本を中継地としてアジアから北米などへ渡航する需要もあるので、今後一部の空港ではこうした需要を開拓し北米航路を充実する必要がある。
さらに、地域内のライバル空港の存在によるマイナスの「分流」影響を軽減するために、ライバル関係にある空港は、各自の航路特色を明確し補完性の高い関係を構築しなければならない。

 

更新日:2018年5月18日
カテゴリ:セミナー  AGIニュース

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