皆様のご参加をお待ちしております。(オンライン開催。参加費無料。)
※詳細は以下をご参照ください。
令和8年9月9日(水)14:00~16:00
※終盤は質疑応答の予定です。
同志社大学政策学部教授、東北大学大学院経済学研究科(政策デザイン研究センター) 客員教授、アジア成長研究所 客員教授
内田 真輔 氏
極端な気温が不登校にあたえる影響
(五由出龍之介(一橋大学)、中室牧子(慶応義塾大学)、樋口裕城(上智大学)との共著)
本研究は、極端な気温が小中学生の不登校に与える影響を定量的に検証する。埼玉県の公立小・中学校に在籍する児童・生徒のパネルデータを用いて、気温が主に不登校に与える影響に着目しつつ、学力や非認知能力、いじめ、暴力行為といった行動について包括的に分析した。分析の結果、前年に極端な高温日および低温日が増加することで、学校・学年あたりの不登校者数が増加することが明らかになった。不登校の増加理由は、病気や事故などではなく、「無気力・不安」によるものが有意な影響をもたらしていた。また、高温および低温による不登校者数の増加は、とりわけ中学生で顕著にみられた。極端な高温がもたらす負の影響は学校に設置された空調(冷房)によって一部相殺される可能性も示唆された。一方、いじめや暴力行為には気温の影響がみられなかった。また、先行研究で気温の負の影響が報告されている学力や非認知能力についても、明確な影響は観察されなかった。これらの結果は、学力テストや調査に参加しない不登校者の増加によって従来の推定結果が過小評価されている可能性を示唆している。
報告・資料ともに日本語

内田 真輔(うちだ しんすけ) 氏
同志社大学政策学部教授。東北大学大学院経済学研究科(政策デザイン研究センター) 客員教授。専門は環境経済学と応用計量経済学。環境問題の経済影響評価および環境政策評価に係る実証分析を中心に研究を行っている。
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9月8日(火)13時
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更新日:2026年8月5日
カテゴリ:セミナー