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日韓自動車部品物流の動向変化に関する研究

執筆者 韓 成一
所 属 アジア成長研究所
発行年月 2015年3月
No. 2014-07
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内容紹介

本調査報告書は、公益財団法人アジア成長研究所(AGI)の研究プロジェクト「日韓自動車部品物流の動向変化に関する調査研究」(2014年度実施)の成果物として提出したものである。

国際連合(UN)の貿易統計分類システムであるSITC(Standard Internationnal Trade Classfication)の集計によると、日本と韓国の自動車部品貿易が2013年より日本の対韓国赤字収支に転じている(SITCコード名784)。また、韓国独自の貿易統計分類であるMTI(Ministry of trade and industry)の集計によれば、2014年に韓国の自動車部品貿易史上始めて対日本貿易黒字収支を記録している(MTIコード742)。

対日本貿易収支面で慢性的な赤字収支を記録し続けている韓国から見れば、今回の自動車部品産業分野における対日本貿易黒字収支への転換は大きい社会的反響を呼んでおり、その要因として韓国自動車及び部品産業の飛躍的な技術力向上と絶えない海外マーケティングの努力が取り上げられる。