5/8(火)所員研究会を開催いたします

※※この研究会は終了いたしました※※

当研究所では所員の研究発表や情報交換のための所員研究会を開催しております。
研究者向けの研究会ですが、一般の参加もできますので、興味のある方は是非お越しください。

日時

2018年5月8日(火)13:00~14:30

会場

アジア成長研究所 6階 会議室
(北九州市小倉北区大手町11-4 北九州市大手町ビル「ムーブ」6階)

参加料

無料

使用言語

発表:日本語、資料:英語

発表者・テーマ・要旨

発表者:チャールズ・ユウジ・ホリオカ 副所長・教授

テーマ:「日本とイタリアの退職後の高齢者の貯蓄行動について」

概要:このセミナーでは、日本とイタリアの退職後の高齢者の貯蓄行動について検証する。ライフ・サイクル仮説が成り立っており、死亡時期が確実であり、遺産動機がなければ、退職後の高齢者は亡くなる時までに資産が丁度ゼロになりよう取り崩すはずである。ところが、日本においては、退職後の高齢者は資産を取り崩してはいるが、その取り崩し率の速度が遅すぎ、 イタリアにおいては、 退職後の高齢者は資産を積み増し続けており、両国において退職後の高齢者の貯蓄行動はライフ・サイクル仮説と矛盾するかのように見える。両国の世帯調査からの個票データを用いて計量経済学的な分析を行った結果、両国において、 退職後の高齢者が予想通りに資産を取り崩さないのは、死亡時期の不確実性や将来の医療費・介護費に備えるための予備的貯蓄と遺産やそれ以外の世代間移転を残すためであるという結果を得る。高齢者世帯の資産の取り崩しを促進し、それによって景気を刺激することが望ましいとしたら、その手段として、セーフティーネットを充実させることによって予備的貯蓄をする動機を弱め、相続税増税を実施することによって遺産を残す動機を弱めることなどが考えられる。

 

更新日:2018年4月13日
カテゴリ:セミナー  AGIニュース

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