2/12(火)所員研究会を開催いたします

当研究所では所員の研究発表や情報交換のための所員研究会を開催しております。
研究者向けの研究会ですが、一般の参加もできますので、興味のある方は是非お越しください。

日時

2019年2月12日(火) 14:00~15:30

会場

アジア成長研究所 6階 会議室
(北九州市小倉北区大手町11-4 北九州市大手町ビル「ムーブ」6階)

参加料

無料

使用言語

発表は日本語、資料は英語

講師・テーマ・概要

講師:新見 陽子 AGI准教授

テーマ:
「Does Marriage Really Help Women Accumulate Wealth? Evidence from Japan」
(「結婚は本当に女性の資産保有高を高めるのか?~日本の事例から~」)

概要:
Using micro data from a Japanese survey, this paper examines the relationship between marriage and wealth with particular focus on women. By exploiting the availability of data on personal wealth, it assesses if the wealth effect of marriage differs depending on whether we measure wealth in terms of personal wealth or household wealth, an issue that very few studies have examined thus far. According to the empirical results, if wealth is measured in terms of equivalized household net worth on the assumption that intrahousehold resources are shared equally within married couples, marriage is found to generally help women accumulate wealth. By contrast, if wealth is measured in terms of personal net worth, marriage is found to be negatively associated with women’s wealth holdings. The main explanation for the negative effect of marriage on personal wealth seems to be that a relatively small share of household wealth is held in the wife’s name in the case of Japan. These findings underscore the fact that women in Japan are potentially in a financially vulnerable position even after they marry.

(本稿は、女性に焦点を当て、日本の個票データを用いて結婚と資産との間の関係について分析を行ったものである。また、本稿では、資産をどのように測るかによって資産保有高におよぼす結婚の影響が異なるか否かについても検証している。女性の資産保有高を、夫婦間では家計資産が共有されているという仮定にもとづいて等価家計純資産として測った場合には、結婚は女性の資産保有高を高めるという結果が得られた。しかし、女性の資産保有高を、実際の名義に基づいた個人の純資産として測った場合には、結婚は女性の資産保有高を引き下げる効果があることが分析結果によって示された。これらの結果は、日本では結婚した場合においても女性が潜在的には経済的に弱い立場に置かれていることを示唆するものであり、これは日本の既婚女性の場合、本人名義の資産保有高が比較的低いことに起因していると考えられる。)

詳細 [PDFファイル]

 

更新日:2019年1月28日
カテゴリ:セミナー  AGIニュース

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